保険は元が取りにくい商品?
いろいろ学んでいく中でわかったことは、基本的に保険は「元が取りにくい」ということでした。
ちょっと語弊があるかもしれませんが、保険会社が儲かる仕組みとパチンコ屋が儲かる仕組みは非常に似ていると思います。
パチンコ屋が儲かるのはなぜでしょうか?
簡単ですよね。
勝って帰る人よりも、負けて帰る人の方が多いからですよね。
では、保険会社が儲かるのはなぜでしょう?
簡単ですよね。
払った保険料以上のメリットを受け取っている人よりも、受け取っていない人の方が多いからですよね。
もちろん集めた保険料を運用して増やしているという側面もありますが、根本的な構造はパチンコ屋と大きく変わらないんじゃないのかなと思います。
保険というもの自体が「加入者全体で万が一に備えるもの」という側面があるので、そもそも「元を取るもの」と考えるべきではないと言う保険営業マンも多いですが、個人的には払った保険料に対して見合ったリターンがないのなら加入する意味がないと考えています。
「安心を買う」とか、耳障りのいい言葉でごまかす人も多いですが、「なんとなくの安心より、いざというときにちゃんとお金を受け取れるのか」の方がよっぽど重要だと考えています。
次回は、元が取りにくくなってしまう原因をもう少し深掘りしていってみようと思います。